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ある弁護士さんのお話
 先日、ある有名な弁護士さんのお話を聞きました。 医療過誤についてのお話です。 医師の治療ミスが問われる裁判が新聞に載ることが多くなりましたが、そのことについてのお話でした。
 医療過誤で裁判が起こされるのは、患者が医師の治療に不満や疑問を感じたからですが、ミスがあったとは言えないケースも多いそうです。 むしろそれ以外にも多くの治療ミスがあるそうですが、全く問題になっていない。 時にはミスが有ったのではないかと疑われるケースであるのに、患者やその家族は担当の医師に拝むようにして厚く礼を言っている。 「その違いはどこになるのか」という話でした。
 患者やその家族が医師に対して不審を抱いたり不満を感じるのは、殆どがその医師の態度や話し方。 十分な説明が無かったとか、面倒くさそうに対応したとか、直ぐに動いてくれなかったとか、横柄なものの言い方だったとか、不親切だったとか、・・・・・。
 弁護士さん曰く、「医療過誤裁判の多くで問われるのは、患者に対する“愛情の欠如”です」と言います。 患者やその家族に対する愛情、患者への尊敬、医師としての使命感。
 職業人としては、医師に限らず、当然もっていなければならないものばかりです。 お客さまへの愛情、お客さまへの尊敬の気持ち、自分の仕事に対する熱意と使命感。
 弁護士さんの言うとおり、裁判の根底に有るのは常に他人への愛情の欠如です。
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創業記念日
 11月16日は、ダスキンの43回目の創業記念日です。 と言うことは、43年前に創業者、鈴木清一が始めなかったらこの会社は無かったと言うことですよねえ。 と言うことは、私はこの仕事をしていなかった。
 そう考えると、不思議ですねえ。 誰かが始めた仕事があるから、今の自分がその仕事をしていると言うこと。 もしダスキンが無かったら、違う仕事をしているだけのことですが、その違う仕事だっていつか誰かが始めた仕事です。
 私の人生にとても大きな影響を与えたダスキンですが、これから続く人達に、私はどんな影響を与えることができるのかなあ? どんな人もゼロから何かを作ることは有りませんが、その人がいるからその後に何かが続いていくんですね。
 自分自身の存在には、とても大きな責任が有るんですね。 どの人もみんな。
「ダスキン」という会社の名前
 11月16日は、株式会社ダスキンの創業記念日と言うことになっています。 昭和38年、創業者、鈴木清一が創業記念式典を行って、「創業の祈り」を捧げました。 あれから43年になります。
 私たちはダスキンのフランチャイズチェーン加盟店として営業していますので、新しく入社して下さる方には、正社員だけではなくたとえ1週間だけのアルバイトであっても、"ダスキンの歴史と創業の心”を聞いて頂く時間を設けています。 ほんの1時間ほどですが、私が大切にしている時間です。
 そこで皆さんが必ず驚かれるのが、「ダスキン」という社名の由来です。
 「ダスキン」と命名する前に、創業者は「株式会社ぞうきん」と言う名前を考えていましたが、「それはあまりにも・・・」という社員の反対で、「ホコリ」を意味する「ダスト」と、「ぞうきん」の「きん」をとって「ダスキン」と命名することになりました。
 雑巾は掃除をする用具ですが、雑巾で掃除をしたところがきれいになった分だけ雑巾は汚れます。 即ち、「自分が汚れた分だけ、相手がきれいになる」。 人様のお役に立つためには、自分を二の次にしないとできません。 そんな会社になりたいという思いが創業者には有ったようです。
 今年も創業記念日がやってきます。 創業の思いをもう一度思い出す創業記念日です。


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